チーム一体、会社への忠誠心

組織への忠誠心が無くなって来ていると聞く。

 

 これは社会が、部族から家族、家族から核家族核家族から独居とドンドン生活単位が小さくなり、性差も無くそうと言う流れもできて来ているし、ネット上では人が属性を持たない単なる1人の「人」でしかない、と言う様になって来ている事に原因があると感じる。

 子どもの遊びの歴史を見てみると、昔は広場や公園などに集まって集団で遊んだ。TVゲームが登場すると一人でゲーム機と遊び、チームで協力して目標に向かうと言う事が減ってきた。

 

 ところが最近ニンテンドーのSWITCHで遊んでいる子どもたちを見て少しびっくりした。5-6人集まって他のチームとゲームで対戦している様なのだ。その時OFFラインで声を掛け合ってプレイしているのだ。野っ原でやっていた遊びが仮想空間に移っただけ。これは一人でプレイするタイプのゲームより良いね。この子らが大人になった時、オンラインで共同作業はお手の物になるでしょう。

 

 さてその時どれだけ強い共同作業ができるのか。それには下記の言葉を贈りたい。

 「この船に乗るも降りるも自由、しかし乗っているからにはクルーの一員としてベストを尽くして欲しい。

 嵐も凪もあろう、virusの集団感染もあるかも知れない。全体最適を念頭に、他の人が何を思い感じているかに思いを馳せ、コミュニケーションを取り、内外の情報収集をして、持ち場を絶えず進化させ変えて行って欲しい。

 持ち場や船の行き先も臨機応変に変わるだろう。そう言う状況の中で、この船に乗っている間は、継続的に自分の視野を広げて、クルーとしてベストを尽くして欲しい。」