郵便物の転送とアマゾンでの1冊の本

 最近アマゾンで色々買うことが多く、プレミア会員になっている。本1冊でも送料無料で送ってくれるので重宝している。

 ところが今回買った1冊の本が届かないという事件が起きた。

 本が1冊なので、ゆうメール便で来たらしかった。翌日配達されるので今週はまだ娘宅にいるので、娘方私という宛名で送ってもらった。

 ところが宛て先不明でアマゾンに戻ってしまった。

 色々調べたらことの顛末は次の通りであった。

・郵便局には「配達原簿」というものがあり、それに私の名前が載ってなかった。

・どうして載ってなかったかというと、昨年は孫守りで長女宅に逗留する日が多く、自宅に郵便物を取りに戻るのが面倒だったので、郵便の転居届を出して転送してもらっていた。

・ところがこの転送は、区役所・クレジット会社等からの「転送不要」という郵便物は転送しないというルールになっている。区役所から無料健康診断のお知らせが来ないのでなんとなく不審に思っていた。マイナンバーのお知らせも来ないと困ることになると、転送を止めた。

・転送を止めるという手続きは、転居届という手順しかない。このため私はここには「いない」ということになって、ゆうメールの本は家まで来ずに、郵便局で「宛先にその人はいませんよ」という事になってしまった。

・この状況から脱出するには、転入届を出すと良いらしい。転入届と言っても、転居届の旧住所を書かずに新住所しか書かない届けを出す。旧住所を書くと自宅に来るものが転送されてしまう!

・そうすると、自宅にも、娘宅にも私という人間がいるという状況に持ち込める。

・住民票と違って1ヶ所にしか出せないという事はないらしい。

・この方法を取る前に(ネットで調べる前に)昨夜クレームの電話を掛けたので、郵便局から「居住確認のお伺い」という定型の連絡はがきを送って来てくれた。明日出しに行けば一件落着。

・本はというと、すでにアマゾンに戻っており、クレジットはキャンセルという事になっていた。

・もう一度、同じ本を頼み、無事届けば一件落着。

・郵便局の窓口の方にクレーマーもどきの苦情を言ってしまったのが、勇み足だった。